セルフヘルプのすすめ
現代女性にとって、月経周期はかなりの重荷になっていることが多いようです。
ストレスによって、女性ホルモンのバランスが崩れ、必要以上に月経前に不快感を感じられる方もたくさんいらっしゃいます。
わたし(矢野)自身、長年に渡って、月経前緊張症や子宮内膜症を抱えているので、その身体的な負担や、精神的なつらさは、身に沁みています。
そこで、このPMTイースティーを飲むようになってから、平行して実行してきたものが、以下で説明する自分で簡単に始められる「セルフヘルプ(養生法)」です。
本来、わたしたち女性の月経周期は、とても神秘的で素晴らしいものです。
月の満ち欠けに影響を受けているともいわれ、女性は自然と強く繋がっています。
薬や値段の高い漢方薬などに頼ったりするだけでなく、今からでもすぐに始められるセルフヘルプを試してみてください。
慣れるまでの間少しだけ大変かもしれませんが、ほんのちょっと生活に気を配ることで、月経前の憂鬱な時期を楽に乗り切るサポートになると思います。
出来ることから、少しずつでも始めてみる。
ほんの少しの勇気を持っての、はじめの一歩が、大きな結果となって戻ってくると思います。
●●PMSのツライ症状とは?●●
PMSの代表的な症状を上げてみました。みなさんはどうですか。
・むくみ、体重が増える、胸が張って痛い。
・イライラする、怒りっぽくなる、感情の波が激しくなる、感受性が強くなる、よく眠れない。
・血糖症になる(甘いものが無性に食べたくなる。特にチョコレート)
・腰痛、下腹部痛
・炎症性の吹き出物やアレルギーが出やすくなる。
・頭痛、偏頭痛
・消化器系の不調(下痢や便秘、吐き気など)
●●食生活を改善する!●●
PMTイースティーを飲むのと同時に、体のバランスを取り戻すため、食生活やライフスタイルを見直すことも必要です。
何といってもバランスの取れた食生活は、健康の基本です。
PMSがひどい時には、特にビタミンとミネラルを十分に取るように、食事内容のバランスを見直してみましょう。
【避けた方がいいもの】
・白砂糖、または白砂糖を使用した食べ物。
・チョコレート、ジュース、ケーキなどの甘いもの。
・アルコールやカフェイン類(コーヒー、紅茶)。
・脂肪分の多い肉類や天ぷらや唐揚げなどの揚げ物。
・添加物の多い加工食品、既成食品。
・ハムやベーコンなどの塩分の高いもの。
なかなか甘いものを減らすのは難しいですよね。特に月経前のPMSの時期になると、どうじても甘いものが食べたくなります。
そこでわたしが実行したのは、「手作りのお菓子」。使用する砂糖の量を調節できるし、添加物も少ない。
そして、白砂糖から未精製の黒砂糖、甜菜糖、メープルシロップなどへと、どんどんヘルシーな甘味料に変えていきました。
【食べた方がいいもの】
・玄米や全粒紛パンなどの精製されていない穀類。
・豆腐や納豆などの豆類。
・胡麻やくるみなどのナッツ類。
・にんじんやカボチャなどの緑黄色野菜。
・海藻やワカメなどの海藻類。
食物から充分なビタミンやミネラル類が摂取できない場合は、品質の良いサプリメントは有用です。
特に、ミネラル類(マグネシウム、カルシウム)、必須脂肪酸(Essential Fatty Acids)、ビタミンB群をとるようにしてください。
●●ライフスタイルを見直そう!●●
ツライPMSは、今までの生活スタイルも一つの原因なのかもしれません。
ライフスタイルをよく検討して、見直し、少しずつでも改善していきましょう。
【PMSダイアリーをつける】
スケジュール帳に、仕事の予定だけでなく自分の体調についても細かく書きとめるようにします。
月経の周期や、自分の精神状態や体調、できれば基礎体温などを付けておくと、自分のコンディションを知ることが出来ます。
自分のコンディションが分かると、無理なくスケジュールを組むことができるし、セルフヘルプの効果も実感できます。この時期はイライラする時期だと分かると症状も軽くなるようです。
【とにかくリラックスする】
出かける回数を1回減らしてでも、ゆっくりリラックスする時間を増やしてください。
ゆっくりとした時間は、何よりも重要です。できるだけ早く寝るようにしてください。
【たばこを止める】
百害あって一利なしです。喫煙を止めましょう。
ただしムリな禁煙は逆にストレスになることもあります。段階的に本数を減すなどして、徐々に止めていくといいようです。
【エクササイズをしよう】
ウォーキングなどの簡単なエクササイズを生活に取り入れて、無理なく運動するように心がけます。
身体を動かすことで、ストレス発散にもなりますよ。
●●アロマを取り入れる●●
アロマを取り入れるもの有効です。お手軽ですし、なにより好きな香りで気持ちも癒されます。
【アロマバス】
お風呂にホルモン調整作用のあるゼラニウムブルボン精油やクラリーセージ精油を合計4滴入れて入浴します。ウツ状態が激しい時は、代わりにネロリ
精油を使うのも有効です。
【アロママッサージ】
マッサージには、軽いエストロゲン様の作用を持つサイプレス精油がおすすめです。
ホホバオイル10mlに、サイプレス精油3滴をよく混ぜて、下腹部と腰をやさしくマッサージします。
サイプレス精油は、リンパドレナージュ作用を持つので、骨盤内のうっ血を解消して、不快症状を軽くしてくれますよ。
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